歯を抜いたままにしておくと

寒い日が続いておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?歯科衛生士の小森です!

虫歯や歯周病・外傷などで抜いた歯、その後抜けたまませずに、入れ歯入れたり 繋がった固定性の被せ物(ブリッジ)・インプラントをしたり色んな方法がありますが、 歯を抜けてしまったままだとなぜダメなのか。1本くらい抜けても変わらないのではないかと思う方もいらっしゃると思います、今回はそちらを話していきたいと思います。

【➀歯は隙間を埋めようと動く性質がある】
・噛み合う歯が降りてきたり、隣の歯は隙間に倒れてきます。そうなってしまうと全体的な噛み合わせ・歯並びを変えてしまいます。

【➁噛む能力が低下】
・噛む能力が低下することで、胃への負担が大きくなります。
・噛む能力が低下することで、認知症リスクが上昇します。

【➂歯を支えている骨が痩せてくる】
・治療せずに放置しておくと機能していないため、徐々に骨が痩せてきてしまいます。骨が痩せてしまうと入れ歯を入れても安定するのが難しくなります。
・奥歯とかだと頬のラインが内側寄ってきて見た目もこけたような印象を与えてしまいます。

◎まとめ◎
歯を抜けたままにしておく期間が長ければ長いほど治療をしたいと思った時には治療が難しくなっている可能性が高くなります。歯があることで”食”を楽しむことができ、栄養を摂ることで健康な身体をつくれます。今回のお話をきいて歯は大切だなって少しでも思っていただけたら嬉しいです!

年末年始もみなさん体調崩さずお過ごしください!!